今回、Twitterの相互さんより「顔料インクプリンターの購入を検討しているのですが、印刷物に画材を使って着色したり、文字を描いた際、にじみなどはでるのでしょうか？」というご質問をいただきました。
顔料インクは、インクジェットより耐水性に優れているという話は聞いていましたが、私も気になっていたところだったので、早速試してみることに…！
今回は、水彩用紙・コピー用紙・通常ハガキの用紙に各種画材を使ってためしてみました。
基本的に、塗り絵やカードなど少部数のオリジナルグッズを作った時を想定しています。
**********************************************************************************
■使用したペンは以下の通り
・ボールペン
・PIGMA耐水性ペン
・蛍光マーカー
・Ｇペン耐水性
・多分…ゲルインク
・油性マジックの王様マッキー
書き味、にじみともに普通のコピー用紙に描くのと変わりませんでした…！
マッキーのにじみも印刷物のインクはあまり影響していないようでした。コピー用紙に描いたからにじみました、みたいな。
■通常ハガキにペン類
使用したペンは、先ほどと同じで以下の通り
・ボールペン
・PIGMA耐水性ペン
・蛍光マーカー
・Ｇペン耐水性
・多分…ゲルインク
・油性マジックの王様マッキー
こちらも、マッキーとＧペンはにじんでいますが、紙質の影響…といった感じです。
ちなみに、このデザインのイラストで、個人的にカードを作ってメッセージを書きましたが、問題は特にありませんでした。
■コピー用紙に着色画材
使用した画材は以下の通り
・色鉛筆
・透明クレヨン
印刷してから、結構早い段階で（３０分くらいかな？）ガシガシ塗り始めたのですが、全然
問題なしでした！
これなら、お子さんに簡単に塗り絵を作ってあげられそうです…！！
■水彩用紙に着色画材
使用した画材は以下の通り
・水で溶ける水彩色鉛筆
正直、これはちょっとはにじむかと思っていたんですが…結果、全然影響はなかったです！
もしかしたら、少しはインクがにじんでいたのかもしれませんが、正直肉眼ではわからないです笑
数日経って色味などの確認をしても、特に変わらないようでした。
【結果】
今回、色々と試してみましたが正直、インクが画材によってにじんでしまう…というようなことはないように感じました。
それよりも、印刷した用紙によって画材のにじみが出るなというのが個人的感想です。
キャンバス紙のようなものや和紙のようなものなど、印刷できる用紙も様々なので、ここに着色できるとなると、制作の幅も広がりそうです…！
顔料インクプリンターならではのデメリット（お高いとか…；）はありますが、個人的には購入して大正解でした！！
Comments