こんにちは!イラストレーターのmonaです。
今回は、はるか昔に『初めまして』的な感じでアップしたブログ記事の続きを更新いたします(;^ω^)
毎日の体調管理のための、主に食事面からのアプローチに関してご紹介いたします。
といいつつ、今回はその前段階にあたる薬膳のご紹介と体質診断からです。
※ご注意
著しい体調不良はお医者さんに行きましょう!
最終的な判断・実行・継続はご自身の判断でお願いします。ここでは、一般的な薬膳・中医学の情報をご紹介していますので、個々のお身体の責任は負いかねます。
不安なこと、分からないこと、もっと詳しくご自分の体について知りたい・相談したいときは、漢方内科や漢方薬局でご相談されるのがおすすめです。
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Contents
1.~はじめに~薬膳って?薬臭くないの?
1-1薬膳とは
1-2食材は?薬っぽいものを使うの?
2.体質診断
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1.~はじめに~薬膳って?薬臭くないの?
薬膳のイメージって、胡散臭いとか特別な食材がないとダメとか、薬臭くてまずそう…といった印象もあるかと思います。
もっとマイナスなイメージだと、勧めてくる人が漢方・薬膳を崇め奉ってて、かつ西洋医学を否定してくる印象があるから嫌…とか。
もはや後者だと、私一人では払拭できそうにないので(>_<;)前者の印象を少しでも緩和させられればと思います。
1-1薬膳とは
中医学理論を基に、病気の治療や予防を目的とした献立です。(ちなみにここでは、病気の治療はお医者さんにまかせるとして、病気がない方向けに体調管理に役立ちそうな情報をご紹介できればと思います。)
すごーく昔は、中国には『食医』がいて、薬膳で王様の健康管理をしていました。(韓国ドラマに『チャングムの誓い』というものがありましたが、まさにこのチャングムが食医です。)その頃からの積み重ねで、中医学はしっかりとした医学体系が築かれています。
薬膳は、この中医学に基づいた診断から個々の体質に合わせた食事を作ることであります。
1-2食材は?薬っぽいものを使うの?
薬膳では、食材一つ一つに属性や効果があって、それらを組み合わせることにより、効果を増やしたり相殺させたりと調整しながら献立を作ります。なので、食材はいつも使うようなスーパーで手軽に手に入るものでも大丈夫です。
属性/効能をうまく合わせてあげれば、それはすでに薬膳です。(*^-^*)ちなみに、身近な料理でいうとレバニラなんかも薬膳でしょう。レバーで血を補い、ニラで体を温めつつ瘀血(詰まりのようなもの)を取り除いて血の流れをスムーズにしてくれます。貧血で冷え性、運動不足であまり動かない方に良いです。
ですので、無理してそれっぽい食材や生薬を用意することはありません。逆に効果の強い生薬は扱いが難しかったりするので、身近な食材で作る方がおすすめです。例えば、婦人病に効果があるといわれる当帰は、普段食べている野菜やお肉などと比べると力が強い生薬ですが、むくみ体質の方が摂るとお腹を壊しちゃうこともあるようです。
身近な食材は扱いやすい分、一回で強い効果があるわけではないですが、初心者の方でも作りやすいし、続けていれば緩やかに効果を出してくれるので
安全かと思います。
と、いうわけで、いつも食べている食材で薬膳を作れば、薬臭いものも出来上がりませんのでご安心ください(^^)
2.体質診断
さて、ここで体質をざっくりと振り分けるためのチェックシートをご紹介します!
基本的に、チェックに当てはまるものが多いほど、その傾向にあると考えていただければと!(^^)
今回は、『気虚』『気滞』『痰湿』『血虚』にスポットを当てていきたいと思います。体質の種類はまだあるのですが、一気にご紹介してしまうと長く
なってしまいそうなので、まずは4タイプをご紹介したいと思います。
◎気虚
□疲れやすい、基本的に元気がない
□お腹を壊しやすい
□ぶつけた記憶はないけど、あざができてたりする
□冷えやすい
□人よりもすぐ汗をかく(汗の量というより、ちょっとしたことでかきやすいか、を目安にしてみてください)
□風邪をひきやすい
□人よりよく眠る、午前中にもかかわらず眠気がする、または、食後に強い眠気がする
□体がだるい時が多い
◎気滞
□よくイライラする
□胸の横がよく張る
□PMSに悩まされている
□食欲不振(女性なら特に生理前に食欲が増す/食欲減退など)
□げっぷやガスがよく出る
□お腹がよく張る
□ふとした時に泣いたり怒ったりと、精神的に不安定
※女性限定ですが、気滞の症状は生理が近づくと出やすい傾向にあると思います。
◎痰湿
□むくみがある(とくに足)
□冷えやすい
□湿気や雨の日に頭痛があったり体調が悪くなる
□乗り物酔いしやすい
□色白でぽっちゃりさん
□疲労感がある
□尿量や回数が少ない(大体一日に8回程度を目安にしてみてください)
◎血虚
□顔色が白い
□爪や肌につやがなく、パサついたり爪が割れたりする
□貧血気味でめまいがある
□体が重だるく、特に朝が起きられない
□不安感が強い
□睡眠に問題がある(寝つきが悪い、すぐに目が覚める、夢をみることが多いなど)
□動悸がある
□手足の引きつりやしびれ
いかがでしたでしょうか?大体の方は、これも当てはまるけどこっちも…みたいな状態になるかと思います。人間の体は複雑なので、この体質にしか当てはまらないわー、なんてことはほぼないでしょう。そんな中でも、ご自身の体質の傾向を知ることができたらいいなと思います。
体質の詳しい説明と、それにあった薬膳メニューも一緒にご紹介できればと思ったのですが、文字数がトンデモなことになりそうなのと、まだご紹介しきれてない4タイプの体質がございますので、次回はそちらをアップできたらと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^-^*)
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